わったり☆がったり

왔다 갔다(行ったり来たり)な毎日です(*^_^*)

平成最後の日とかどーでもいいし(笑)むしろなんか気持ち悪い

平成30年間をやたらふりかえっているメディア。

昭和天皇が死んで平成になった年のことを鮮明に覚えている世代としては、

平成30年間をかけて、要は天皇制批判を抑え込むことに成功したんだよな、

としみじみ考えてしまう。そして怖いなと思う。

 

明仁さんはいい人なのだろうと思う。

でも、だからどーした? という話でもある。

彼個人の人柄がいいかどうかと、
天皇制と天皇を政治利用しまくる政治権力との問題は

別の話だ。

金持ち喧嘩せずじゃないけど、
衣食住に不自由なく、常に敬意をもって接してくる人に囲まれ、
馬鹿にされたり罵倒されたりすることもなく育ったら、
そりゃいい人になるでしょうよ、だし。

と、不敬な下町育ちは思うわけです。

 

私が大好きな韓国ドラマに『宮』というのがありますが、
これは「李王家が現代も存続していたら」という妄想漫画が原作。

もうめちゃくちゃおもしろかった。
プリンス、プリンセス、として存在させられることの不自由さ、
民主主義の社会との相容れなさが「ズレ」として描かれることで
大笑いしたり切なくなったり、でも妙にリアルな感じもあり。

日本では絶対につくれないドラマだよなぁ・・・と思いながら観ていた。

 

今日・明日と、メディアは浮かれ騒ぎ続けるんだろうな。

日本の歪みが、ここに象徴されているような気がする。